日本郵船「飛鳥Ⅱ」は洋上の丸ビルか
そういうことを言った人がいたのです。iGoogleの中のBeTwitterで。なにをやってるんでしょうかアタシは。
よいお天気。お船びよりです。こんな日は横浜港大さん橋国際客船ターミナルまでお船を見にゆきたいのです。山下公園のそばなのです。板張りのホールからちっちゃなゲートひとつでそこはもう日本じゃない!(のかな? よくわからん) でも6月27日のふじ丸の入港までお船は見れませんね。7月15日に飛鳥が世界一周から帰ってきますな。
そういうことを言った人がいたのです。iGoogleの中のBeTwitterで。なにをやってるんでしょうかアタシは。
よいお天気。お船びよりです。こんな日は横浜港大さん橋国際客船ターミナルまでお船を見にゆきたいのです。山下公園のそばなのです。板張りのホールからちっちゃなゲートひとつでそこはもう日本じゃない!(のかな? よくわからん) でも6月27日のふじ丸の入港までお船は見れませんね。7月15日に飛鳥が世界一周から帰ってきますな。
朝一のベトナム国立交響楽団を聴いてきました。開演9時15分! クラシックのコンサートとしては早朝と言っていいと思うんだけど、客席はフツーにうまってて、アタシは歌舞伎座の幕見で誰かの襲名興行を見るために3時間並ぶおやっさんとかを思い出してちょっと感動した。
プレイヤーの皆さんも気合い入っててすごくよかったです。無茶なスケジュールを強行していただくのは全く本意ではないのだけれど、早朝のコンサートって奏者の方たちのプロらしさが逆にすごく表れる気がして、ラフォルジュルネに限ってお客さん視点でいえば、私はおススメです。
曲はシューベルトのヴァイオリン協奏曲で「ロンド イ長調 D438(ヴァイオリンと管弦楽版)」。佐藤俊介さんのヴァイオリン、美しい~。ふーんアマチュア奏者のお兄さんのために書いた曲なの? なんかあったかい曲だなあと思った。シューベルトってきっといいやつだ。
あとモーツァルトの40番。2年前にオノフリ指揮ディヴィノ・ソスピロで椅子から転げ落ちそうになったのですが、ぜんぜん違いました(笑) 弦楽器の中間から下のほうの音の層がまろやかでふっくらしててあったかい感じがした。こういうのは指揮者の人の個性がでるのかな? そこまではわからないですけど。指揮は本名徹次さん、ベトナム国立交響楽団と2001年からおつきあいがあるのだそうで、そう書いてあったからそんな気がするだけかもしれないけど、オーケストラといい感じの関係があるなあという風に見えました。オケの皆さんが指揮者の方をすごく信頼しているように見えたというか。
なんかこう、あったかくて優しい、すごくいい感じのコンサートだったのです。楽しかった。オケの面々の色とりどりのアオザイ、とってもかっこよかったです。
そして会場を出たらまだ10時すぎ(朝の)(笑) ベトナムフォーの朝ご飯をいただきました。へんな色の写真ですが。
追記)
このイベント、なんか「旅行・地域」ってカテゴリーにいれたくなるのは私だけなんだろか。
GWの予定がたたなかったため(バイトするはめになるかと思った)入手していなかったチケットを買いに国際フォーラムへ。どれがいいかソムリエさんに聞こうとカウンターに行くが音楽性がどうのとからんでいる(?)ショルダーバッグのおじさまの後ろでしばしまたされ不機嫌になる(私が) 私のような人のためのソムリエさんでしょ? やっとショルダーバッグ氏がいなくなったので聞いたのであった、「○日の午後にお友達ときたいんですけど、まだ残ってるコンサートでどれがいいデスカー! 暗いのはいやなんデスケド・・・」
我ながらもっと他のきき方ができないものであろうかとは思ったのだがいやでもお聞きしたかったのはそれなわけだし。ショルダーバッグ氏のあとにこの質問ていうのはちょっとアレですねたちが悪くてすみませんです、しかしめげずにソムリエ氏は演目解説からホールの様子まで親切に教えてくださいまして感動です。そういう立派なお方の話はすぐ人に話します。こういうのをバイラルマーケティングといいます。おほほほ。
そして購入したチケットをもっていっしょに行く予定の友人と会う。当日はまず友人宅にゆき、友人宅で着物に着替えていくのである。着付けは彼女が教えてくれるのだが
「半襟くらいつけてきてよね」
「着付けのDVDを2回見ること!」
「自分で2回は着てみること!」
と宿題をだされ、これからDVDを見るのです(西東社「自分でできる着つけと帯結び」)。そしてこないだ酔っ払ってつけた半襟をつけなおさなくては。帯板やらひもやらたびやら見慣れない小物を前に途方にくれる私。ほんとにラフォルジュルネに行けるのか?

上野駅前の大衆食堂(としか言いようがない)じゅらくがビルの改築のため21日で閉店だそうである。ここは人数がよめない集まりでも予約なしで何人でもはいれるし何時間いても怒られないので上野で集まるときには年に2回くらいは行っていたのである。
海の家とも、東海汽船の三等船室とも見える座敷席に、広い窓縁には椅子席もあって、ちっともエコじゃない噴水やら怪しげな十二一重の姫君の壁画やら風呂屋の番台とみまがうような富士山やらが雑多に混じりあい客層もそれにふさわしくたいへんな混乱具合であった。
地元の家族連れ、法事帰りの親族一同、濃い化粧の女と弟らしき学制服の少年、腕に抱いた汚れた人形に話しかけながら食事をする老婆、茶髪、ゴスロリ、ルーズソックス、中年のカップル、老年のカップル、金のチェーンネックレスにパンチパーマ、5、6時間もでたりはいったり長居する集団。
私はここにくるたびブエノスアイレスからたどりついた旅人のような気持ちになったものだ。世界の最果てに来たような気分になるという意味で。
それが今日は満席で並ぶ羽目になった。並んだけど。
お客さんたちは皆晴れやかな顔をしていた。初めて、この場所が好きだと堂々と顔に出していい機会を得たからに違いない。写真は満席の看板に大喜びしている上野桜木の大姐さん。
最初で最後に、名物「西郷丼」を注文しました。角煮、薩摩揚げ、サツマイモの天ぷら、目玉焼き、挽き肉のそぼろ、明太子がのっかったボリュームたっぷりの丼定食でした。どこのテーブルでも西郷丼を皆で囲んでいた模様。サーロインステーキにもかなり心を惹かれましたがこちらは残念ながらパス。
おバカな思い出をたくさんありがとう、じゅらく。
2年後の改装後に復活の可能性もあるということ、期待して待っております。
ああサンクトペテルブルグの白夜祭に行きたいよう。北欧の童話「ムーミン」で育っているので、夏至とか白夜とかには過剰反応してしまいます。今夜は代々木公園で夏至祭でした。雨模様だったからか、キャンドルはみんなテントの屋根の下にかくまわれていました。晴れてたらどうだったのかな。公園のキャンドルっていいなぁ~。
明日からまた日はだんだん短くなっていくのです。
母に台湾に行こうと誘われたので、深く考えずに同意した。たまにはつきあわなくちゃいけないかな、とガラにもない殊勝な心がけをおこしたのが間違いだった。今日、代理店から届いた旅程表を見て仰天する。
高雄・花蓮・台北4日間の旅
3泊4日で台湾を南北移動するのである。毎朝飛行機とか特急列車とか乗っちゃうのである。公園・博物館から夜市散策、大理石工場見学にアミ族の踊り鑑賞、免税店に中華料理、ぜんぶ組み込み済み、フリータイムなし!!!!!
なんでもいい、まかせる、と言った私が悪い。文句を言おうものなら母は光速の勢いでいじけること必須、あたしゃ腰が痛かろうがどっか別の場所に行ってみたかろうが、プレスツアーのアテンドなみにぐっとこらえることにする。ああ~・・・、せっかくの11連休なのに仕事か・・・。世の中の"お嫁さん"てけっこうな確率でこのノリ(仕事ノリ)に耐えてるわけですよね? 形態は違うにしても。エラすぎる。
川崎のブラジル料理店「プラスパミート」でお食事。スケルトンの店舗物件にぼこっとテーブルと椅子を並べたみたいなお店。ブラジル音楽ファンのお友達が、「こんどの日曜日で閉店だって」というのでよくわかんないまま行ってみたのだった。
無断転載はほんとはいけないけど、このお肉を見てほしかった。一串600g!!! 赤い部分が「タバコ」だと思ってくださいな。メニューの写真だけ見て、ひとりひとさらとか頼まなくてよかった。なんつーボリュームだ。そして強いお酒。福井のお肉やさんが経営してるらしい。福井というのはブラジルからの移民の人が多い土地なのだそうだ。固まり肉が1kg1200円とかで売っていた。お客さんは、タトゥーをいれたブラジル人とか近所の労務者風のおっちゃんとかスーツ来た勤め人とか(私ら)とかいろいろ。その場を流れるブラジル時間にまったりおしゃべりする。
フォホーというブラジル北東部のノリのいい音楽をやってる人とかもいらしてた。音楽に興味を持つと移民の歴史やポルトガル語にも感心をもつようになる。その場にいた人(ニホン人)みんな、よく勉強してるなーと思った。私はどっちかというとフランスの文学とかイタリアの美術とか、クラシックとか好きなのだけれど、なんか本能的に「世界はそればっかじゃないだろう」ともっと違うことを知りたくなってしまうのです。批判精神というほどご立派なものでもなくて、たんにすごい気が散りやすいだけなのかもしんないけど。吹いてくる風には吹かれてみたいのです。
さてそこでリクエストです。
ワールドカップのブラジル-ニッポン戦を、鶴見のブラジル料理レストランで見たいデス! その場合、私はブラジルを応援するのかしら? 手で口をおさえて(俊輔~!!!!)とか声にならない声で叫んでいるのかも(笑)
ワールドカップ2006 一次リーグ F組 ブラジル-ニッポン戦は、
6月22日(木)です。
時間がわかんないな。日本時間で午前3時半とかかな?
タイトルは古川日出男「LOVE」から借りました。
■銀座の猫
白地におおきな黒と薄茶のぶちがはいっていた。胴体はたっぽんたっぽんしてるのに足が細くて長くて、妙に軽快に道を横切っていった。濡れたのかゴミでもあさったのか、毛がところどころ束になってくっついていた。一瞬目があって、じろっと睨まれた。
■黒猫三匹
近道をしようとして人の家の私道を通る。いつもいる黒猫三匹。太っているのと、小さいのが二匹。真っ黒で目だけ黄緑色に光っている。こないだ初めて飼い主の姿を見た。背の高いおじいさんだった。おじいさんと猫三匹が同時に同じ仕草で顔をあげた。猫四匹。いや五匹か。
■大家さんの猫
大家さんの家に鼠がでるようになった。大家さんは白い大きな子猫をもらってきた。隣のボロ家のおばちゃんが、「××さんとこに鼠がでるなら、うちなんてどうなるのさ」とぼやくのを、大きな子猫はあくびをして眺めていた。玄関の前にいないと思ったら、塀の前の自転車の荷台でのびていた。
■冬の猫
走る。いつみても走っている。どこか行くところがあるみたいに。
■キャッター(複数形:キャッターズ)
キャット・マッピングをする人。私。と、たぶんあなたも。
ここのとこ残業が続いていて気づかなかったんだけど、品川駅構内に新しい駅ビルができていた。エキュート品川。ショッピングフロアは2階分だけで、1階はちょっとお高めお惣菜や甘いものショップや花屋さんなんかが、2階は丸善とか雑貨屋、アクセサリー屋さんがはいっている。カフェやレストランもぽちぽち。
OLさん8割、2割がサラリーマンって感じだったけど、肉まん買うのに並んでいる人の顔がなんだか楽しそうだった。気のせいかもしれないけど、会社帰りに銀座・有楽町を歩くと、一日の仕事を終えたあと、職場から時間的にも距離的にもまだそんなにはなれてないからなのか、なんだか人の顔が険しいんですよ。品川あたりまで来ると気持ちがゆるんできてみんなホケホケしている感じ。店舗数がそんなに多くなくて、広々してるのもいい感じ。財布のひももゆるむのでしょうな。
ハスって、花の"蓮"です。根っこはレンコンです。お釈迦様ののってるあの蓮です。蓮マニアの友達と、埼玉県行田市の「古代蓮の里」へ行ってきました。ここです。フレーム左側の「現在の蓮池の様子」をクリック。
ハスの花は早朝に開いて、2、3時間でつぼみの状態に閉じてしまいます。それを3日間やって(日がたつごとにすこしづづ開花の時間とつぼむ時間が遅れる)、4日目には開ききったまま散ってしまうのです。
つまりハスの花の見ごろ時間というのは、朝の5時半から9時ころまでなのです。
そんなの誰が見に行くのよ。
といいつつ、なんとか午前中にはたどりついたのですが、12時まえだっていうのに、売店は閉店の準備をしていました。シーズン中、付帯施設は朝6時にオープンして4時にクローズするのだとか。
ゆるやかな起伏のある公園にはいくつもの池が配置され、池を横切る橋が渡されていてハスを真近で楽しめるようになっていました。友達とも言ってたのですが、ハスの葉って、地面にはえている植物とは緑の色が違うのです。青と白がはいっているような、不透明な緑。そしてハスの花と花びらの色というのがまたはっきりとしたピンクなんです。なんだか非現実的な光景でした。極楽の光景?
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自分が撮った写真はアップできず、友達が送ってくれた写真をアップさせてもらいました。
しかし早朝の3時間程が見ごろっていうのは、体験したことのない時間感覚。釣りに行く人の感覚と似てるのかしらん。11時すぎると、もうまったりとシェスタの時間って感じ。違う時間が流れていました。さすがお釈迦さまの花です。夜型のみなさん、たまには始発に乗ってハスを見に行きましょう!(行かないというのよ)
【古代蓮の里 古代蓮会館】
埼玉県行田市大字小針2375番地
TEL 048-559-0770
2000年前の種子を開花させた大賀蓮は、府中市の修景池で栽培されています。決まった期間だけ開放しているようです。今年はもう終わっちゃったみたい。
東京新聞 2005年7月12日
大賀蓮など27種 神秘の花々、公開
府中市公園緑地課 TEL 042-335-4315
鉄砲洲稲荷神社の3年に一度の大祭が、5月1日から5日まで開催されます。1日の宵宮祭では、歌舞伎座にお神輿が繰り出していって、勘三郎丈に襲名のお祝いを述べるということ。勘三郎丈本人も顔を出してくれるそうです。私はこの件を、会社の近所のスーパーで知りました(笑)
<鉄砲洲祭>
5月1日 宵宮祭
5月2日 前日祭
5月3日 神幸祭
5月4日 礼祭奉幣
5月5日 翌日祭
襲名祝いの口上 5月1日(日) 11:00~ 歌舞伎座前にて
さすがに公演中は避けたのですね(笑)
5月大歌舞伎は3日から。
今日は会社の帰りに四谷のイグナチオ教会のクリスマス・ミサに行ってみました。聖体拝領のときの合唱がよかった。信者の人は聖体拝領、信者じゃない人にも司祭さまが頭に手をあてて祝福をしてくれるのですが、あまりの人の多さにこれ時間通りに終わるのかしらと思ってたらちゃんと終わった・・・ もう20人がかりで。司祭さまは風邪気味だった。何百人も人が集まってるあまり暖房のきいてない礼拝堂で、風邪引いた司祭さまに祝福を受ける子羊たち。かぜうつさんでくれ! と思ったのは私だけではあるまい。おだいじに。
帰りに売店によるのを忘れました。イコンのカードとかクリスマスグッズとか見たかったのです。これはクリスチャンの友人某の仏像好きと似てるような気が。だから友達なのかな(笑) そんなこんなでメリクリ!
なんていいお天気。今日は連れ立って浅草へ行って来ました。雷門をくぐるとなんだかもうプレお正月気分。干支のおきものや、白とピンクのまゆ玉がそこかしこに。焼き鳥を買い食いしたりおみくじひいたり、安い靴を2足も買ったり、浅草公会堂の前で新春浅草歌舞伎の看板をじっくり見たり。そんなことがどうしてこんなに爽やかに感じられたのでしょうか。それはクリスマスソングがどこにも(ほぼ)流れていないからだと気がついた。
境内と参道から離れると、商店街のウィンドウにはぽつぽつとクリスマスの飾り付けがしてあります。大きな帽子の箱に、マフラーや手袋や小さなぬいぐるみがつめてあったり、スカーフか何かがはいっているのに違いない小さなうすい箱に、大切そうに斜めにリボンがかけてあったり。東方の三賢人も馬小屋も知らなかった子供の頃、童話で読んで想像したクリスマスの風景がそこにあったのでした。
今日のヒットはフジキッチンのビーフシチュー。雷門からむかって一本左の道を、観音様に向かって歩いていくと左手にオレンジ色の看板が見えてきます。カウンターで4席、4人がけの席が3つくらいの小さなお店なのだけど、ここのビーフシチューがおいしかった! 2500円と少々高めですが、はりこむような感じのお店でもないので、メインディッシュの他はパンをたのんだだけで、ワインもコーヒーもデザートもなし。あつあつにあっためてくれたパンは300円。この値段でゆっくり落ち着いてこんなにおいしいものいただけるなんて悪いみたい。とろけるようなお肉とソースを真っ白なマッシュポテトにからめて口に運ぶ。うっとり。
ぶらぶら歩いていると、立ち飲み屋さんとかそれに近いような飲み屋さんがたくさんありました。おじいさんがひとりで何か食べたりお酒を飲んだりしていました。浅草には、ひとりで生きている人の居場所がたくさんあります。
悲しいのに温かくなったりもするような年の暮れなのです。
2004年11月14日(日) 嵐山~清水寺
阪急三宮から乗り継いで阪急嵐山。これはいったい冬ソナツアーなんかい!? 朝10時30分の嵐山では客層が完全にだぶっていた。電車の中で70代とおぼしき女性が前にたったのだが、革のスニーカーにリュックサックで歩く気まんまんなのが見て取れ、席をゆずったらかえって失礼にあたるのでは? と考えてるうちに終点についてしまったのだった。
ほぼ刺抜き地蔵の様相をなしているメインストリートをぬけ、竹がたくさん倒れている天竜寺の竹林をとおる。台風23号の被害? でも他は被害のあとのようなものは見受けられなかった。人力車を横目で見ながら常寂光寺へ。かっこいい車引きのお兄さんは「これは孟宗竹。節と節のあいだが短いでしょ」とさわやかに説明していた。人力車もこの地なら理解できる。浅草の人力車、あれはいったい晒し者以外の意味があるのだろうか? 邪魔だし。
常寂光寺は室町初期に作られたお寺。400年前の京の人々がこんな山奥まで登って来たら、もうほんと異界って感じだったのじゃないかしらん。京の町を見下ろすと、汐留から都内を眼下に見下ろしたかのようなゴーマンな気持ちになる。夏の酷暑は本当に汐留のビル群のせいだったのかしら? 自分がいかにふだんからくだらないことしか考えていないかを認識する瞬間。紅葉は3分くらい。やたらと人が多くK嬢は顔がまっさお。おうすとおまんじゅうで元気をつけて化野念仏寺へ向かう。
嵯峨鳥居本までくるとなかなかいい感じ。伝統的建造物群保存地区なのだとか。人もすくなくなって、ゆっくり石畳の道を歩く。竹林もすごくすがすがしい。西陣の布でつくったピンクッションを購入。日本語でいうと「針山」というのだと何十年ぶりかで思い出した。ずっともどって「泉仙 嵯峨野店」で昼食。ここオススメです! 昼前後になるとお客さんたちの年齢層がさがった。朝はあせった。冬ソナ的パワーで負けそうだった。ここまででたっぷり3時間歩いている。人力車のお兄さん達の顔に疲れが見え始める。がんばれー
JR嵐山駅から京都駅にもどる。フツー一日しか滞在できなければ嵐山と清水寺はどっちか一箇所だろうとは思ったものの、シャトルバスがきちゃったので清水寺へ向かう。表情をかえずに「ありえない」とつぶやくK。清水寺は過去2回来たことがあるのだが、2回ともへんな思い出があって、なんかおどろおどろしい魔の山のような印象があった。三年坂から二年坂の狭い石畳の道がカフカの城へいたる道みたいに不条理で道行く人々も幻想の世界の住人みたいで悪夢の中を歩いているように思われたのだ。そんなわけないでしょーと三度目の正直(というほどのことでもないが)で行ってみたら、単にあっけらかんとしたにぎやかな観光地だった。行ってよかったデス・・・ Kちゃん、つきあわせてごめんよ(汗)(苦笑)
おやつは二年坂の「いちせん」でクリームみつ豆を。わらびもちパフェとかあるのね。
甘党の 素通りできぬ 2年坂(天眠)
あ、お寺も見ましたよ。さっくり。
へとへとになってタクシーで京都駅へ。運転手さんによると、今年の紅葉は色がよくないということ。朝晩がうんと冷えて日中と温度差があると鮮やかな紅になるのだそう。そういえばなんか茶色っぽかったような。季節の風物をめでるのもなんぎなことである。京都駅ではなんか人だかりが。時間があったのでうろうろしていたら小泉さんが満面の笑みで手を振りながらあらわれた。科学技術国際フォーラムで開会の辞をのべたらしい。女の人たちは反射的に「きゃー」と声をあげ携帯のカメラで写真を撮りまくり。Kは終始「なんでわざわざ一番混んでる時間に」「人気取り」「パフォーマンス」「勘違い」といちゃもんをつけていた。PR会社の癖で、NHKのカメラがはいっているのを素早くチェックしたのだった(だからどうだというわけではまったくない)。
8時58分 品川からのぞみに乗車。11時40分 新神戸着。三宮まで歩こうと思ったがほぼ自動的に地下鉄駅に流し込まれる。三宮で宿泊予定のホテルに荷物を預ける。12時30分、神戸に帰省中のKちゃんと落合う。元町~中華街~メリケンパーク。「中華街で豚マンを買って港で食べよう!」と提案し、「一応おしゃれなとこなんですよ」と却下される。元町で食事。メリケンパークは年配のカップルが人目もはばからずいちゃいちゃしているのが(2組いた)印象的でした。
そのあと駅近辺の高架下(シモキタ風)をひやかす。コサージュとネックレスを購入。最初に見かけたウェスタンブーツが欲しくてたまらずひきかえすが、再度見たらたいしたことなかった。「上京した友達を代官山に案内したら靴買ってました。こっちでも売ってるのに」とあくまで冷ややかなK。
神戸ムスリムモスクから北野をひたすら歩く。模様替えブームの私が雑貨屋さんがあるたびに寄り道するのでなかなか進まない。どっかでお茶しようといいつつふたりとも妥協が嫌いなので(?)どんどん歩く。すでにとっぷり日は暮れている。とつじょ「内藤ルネギャラリー」があらわれツボにはまりティータイム。北野町広場にたどり着いたのは5時すぎだったか。もう真っ暗。おみやげ物やサンも店じまい。夜が早いのね。
ディナーは中華街のはずれにある今回の旅行の目的「アジアン食堂 ノルブリンカ」へ。友人Iちゃんの10月にオープンしたばかりのエスニック料理のお店なのです。ごちゃごちゃ飾りつけしてなくてかっこいい。挨拶もそこそこにおなかすいた! とさわぐ。そりゃすきますよ、あれだけ歩けば。だってね、開店祝いの花より何より、おなかをペコペコにして訪れることをとっても喜んでくれる人なのだ。
とりあえずベトナムビールをいただく。前菜は自家製ソーセージ2種とさといものグリーンカレー風味サラダ。すでにノックアウトされ気味(おいしくて)。続いてベトナム春巻き(こっくりしたタレをつけて食べる)、あげ春巻き(こっちはさっぱりしたタレ)、春雨と挽肉のサラダ(辛いんだけどレモンが利いていてさっぱり)、香菜風味の自家製さつまあげ(ウマー)、挽肉とバジルいため(スープ仕立て)をご飯にかけて食べる。お酒の弱い私はマンゴージュースやしょうがレモネードをいただく。〆は私はベトナムコーヒーで、Kちゃんはベトナムで買い付けてきたという薫り高い珍しい高級蓮茶。
あああああああおいしかった・・・ 満足。癒されました。なんかね、私は料理のこと語れるような人間ではないのですが、すごくセンスがいいって感じがしました。表面だけ流行のアジアン風ってわけではもちろんなくて、どっちかといえばこだわり満載の硬派の料理なんだけど、それがひとりよがりじゃなくてサービス精神であふれてるって感じなのです。ベトナム語勉強したり、食材や食器を買い付けにいったり、がんばってたものな~ ほんと、この人の料理は元気でます。デザートがはいる余地がなかったのだけが心残りです(お腹に) 神戸にいく予定の方はぜひ立ち寄ってみてください! ちなみにノルブリンカというのは、夫君がよく訪れていたチベットの言葉で「宝の薗」というのだそう。ただしチベットのメニューはありせん(笑) ランチも人気だとか。
アジアン食堂 ノルブリンカ
神戸市中央区栄町通2-10-3
エースビル2F南
TEL,FAX:078-393-2441
OPEN/11:30~22:00(21:30LO)
定休日:水曜日
幸福ではちきれそうになりながら(お腹が)、次の日の約束をしてKちゃんと別れる。駅前のビジネスホテルで瞬間的に激しくホームシックにかかったのだった。日曜日は京都です。
海女さん。かつぎというのだそうです。
今回お世話になった民宿の女将さんは海女さんなのです。お客さんの朝食を作って、お部屋のそうじはお嫁さんにまかせ、9時にだんなさんの船で海に出る。船は一度帰港し、その間、浮きを使いながら仲間の人たちと午後1時まで潜っているのだということ。
でもそれはあとで聞いた話。夕餉の食卓に突然あらわれたあわびの刺身に驚愕したのが先なんです! おばちゃん曰く
「私はあわび専門だから。とれたらお客さんに出すから。とれなきゃだめだけど。だから今日のお客さんは当たり。さざえはねー見かければとる」
か、かっこいい。。。 来てよかった(感涙) 食事は素朴な家庭料理なのだけど、どれもみなおいしかった。話を聞くともっとおいしい。主なメニューと食材の入手先を書いておきます。
刺身・・・ぶり(親爺さんが釣ってきた) まぐろやいか(下田漁協に勤める息子さんが仕入れてきた) あわび(おばちゃん)
味噌汁・・・シッタカ(地元の貝) 玉ねぎとか豆腐。
煮物・・・ひじき(おばちゃんがとってきて7時間煮てから干したものをもどして煮含めた) さば(親爺さん) 金目鯛(息子さん) じゃがいも、かぼちゃの煮つけ。きゃらぶき(畑に生えている)
さざえのつぼ焼き(おばちゃん)
あとはエビフライとか天ぷらの盛り合わせとかにゅうめんなんかでした。お米もおいしかったー。
今日は海の日でいろいろな行事があるとのことで、おばちゃんは海へ出ずに玄関先にちょこりんと座っていた。話を聞くうちに、おばちゃんのとってきたひじきを購入。帰ってから早速煮てみましたが、ふだん食べているひじきとは大違い。甘くてふんわりしていくらでもご飯がすすみそう。それにさばと金目鯛の煮付けー。煮付けに目覚めそうです。
この民宿、すみずみまでからっと乾いて本当に清潔な感じでした。町(というか村)全体が清潔なのです。漁港もよけいなものはいっさい置いてなくてさっぱりときれい。気持ちいい。海はいうまでもない。場所を変えてみるまで気がつかなかったのだけれど、先週まで、軽い気鬱気味だったみたい。暑いしさー 忙しいし。ずっとはりつめてて。しかし自分で気づかないというのはアホだ・・・
明日から暑い暑いと文句言わずにがんばろう(いえ言うと思うんですけどね・苦笑)
三連休に、一日くらい鎌倉とか三浦あたりの海へ行きたいねーと友達と話していたのですが、あまりの酷暑に今朝になって「伊豆! 伊豆! やっぱり伊豆でしょー!」と突然下田に行くことに。
伊豆は大好きです。左手にエメラルドグリーンの海を眺めながら10分間に1メートルくらいしか進まない渋滞はそれはそれはうっとりするほど魅惑的で、また一方、スーパービュー踊り子号の車窓に最初に海が現れる瞬間のあのどうしようもない昂揚感も捨て難い。
そうして下田の駅に降り立ったときの、からみついてくるねっとりと湿気をおびた空気はまさしく南国のもので、いつだって旅の期待を裏切ったことはないのです。パリッ子たちがエクス・アン・プロヴァンスに移動するなら(知らないけどイメージ)、東京都民はやっぱり伊豆なのです。
んで、朝からの活動。仕事のあいまに、下田市民宿組合連合会に電話して「どこでもいいから2泊できるとこ探してください~」と頼む。ほどなくして田牛(とうじ)海水浴場の民宿から電話がはいる。海女さんが経営しているんだそう。この田牛海水浴場っていうのがあなどれないのです。下田駅から白浜と反対方向に(つまり南に)車を20分ほど走らせたところにあるのですが、もうほとんど、秘境。透明度は白浜よりいいAA、海の家は一軒あるかないか、ビーチパラソルは「食堂」でレンタルしてくれるということ。「食堂」って(笑) たぶん「食堂」があるんだろうな(笑)
宿を確保したところでこんどは足。仕事のあいまに(ほんとだってば)ネットを駆使して帰りの踊り子号を確保し、帰宅途中、有楽町駅の券売機で購入。あとは行けばなんとかなるでしょう。
というわけでいそいそと旅支度。寝過ごさないようにしなきゃ。
浅草寺のほおずき市に行ってきました。ほおずき市の楽しみは何か。私は、音楽だと思いました。
浅草寺では、7月10日は「四万六千日の功徳日」。この日詣でれば、四万六千日分、日参したのと同じだけのご利益があるのだそう。127年間分・・・ ほおずき市は曜日に関わらず、毎年7月9日と10日と決められているので、会社勤めだとなかなかいく機会がありません。今年は土曜日にあたったので、初体験です。
本堂では「四万六千日祈祷」の読経の最中だった。大勢のお坊さんの、地を這うような、くねるような、低いところで小さくはねるような読経の声。すごい迫力です。仏事をエンターテインメントにしてしまった歌舞伎の「だったん」を思い出しました。もしかしたら不謹慎な言い方かもしれないけど、仏様はそんなに心が狭くないと思うことにして勝手なことを言っています(苦笑)
お参りをすませて境内を歩きました。緑のほおずきの鉢がずらりと並んでいます。葦簀で覆われた、店舗の屋根に当たるところの鉄骨からは、細い綱がいくつもさがり、ほおずきの鉢が吊られています。この綱にどの店もいくつも風鈴を下げているのです。ある店では、全ての綱に2つも3つも風鈴をさげ、その音色も、少々軽薄にも聞こえるくらい豪勢でにぎやかなのがいかにも江戸のイベントらしい。そうかと思えば、全てあわせても数個程度の風鈴をさげているだけの店もあり、そういう店作では鈴の音もつつましくしんみりとしてそれもまた面白かったりする。
江戸の夏をあらわすライブな音源を堪能しました。これはテレビのニュースを見ただけでは味わえません。青島さんの選挙活動のそばで人力車が客引きをしているのもまたおかし。
野暮用で郷里の新潟に帰省しました。
■木村茶道美術館(柏崎)
茶道専門の美術館。大正時代の国際的ビジネスマン(たぶん)木村重義氏が収集した、江戸時代や安土桃山時代の茶道具が展示されている。茶道の心得は全くないが、器は使ってなんぼ! これだけはよくわかった。
なんとここでは収集品で実際にお茶をたてていただけるのです。母は安土桃山時代の黒織部、私は十五代 楽 吉左右衛門という人(芸大の先生らしい)の茶碗。ごつごつして色気がなくて、何が名器なんだかさっぱりわからない黒っぽいへんな模様のお茶碗の、両掌で受けたときのなんと繊細で柔らかくしっくりと馴染んでくることか。これはすごい。ほんとに驚きました。カルチャーショックでさえありました。茶道の心得の全くない人間にも、貴重な体験をさせてくれる木村茶道美術館に感謝。
木村茶道美術館
参考:茶道具のいろは(京都の茶道具の老舗、清昌堂やましたHPのコンテンツ)
■新潟県立歴史博物館(長岡)
信濃川流域から発掘される縄文土器から始まって、新潟の歴史や生活史、産業などを紹介する博物館。これが全体的に学芸員の方々のフェチぶり全快で面白かった。縄文式土器フェチ、雪下ろしフェチ、縮フェチ、上杉謙信フェチなどなど世の中いろんなフェチの方がいると思います。文献の展示の次には部屋全体の雪下ろし風景のパノラマ、稲の借り入れの次には自由に開けて見ることのできる、たくさんの縮がしまわれた大きな箪笥。最後には縄文式火焔土器にほとんど神秘を感じていた私。照明や展示と展示の間の空間が何ともいえず心地よくて、ファンタジーの世界のniigataを楽しんでしまいました。
とまあ、とても好感の持てる施設ではあったものの、HPを見ていたら、BBSに博物館の住所と電話番号がサイト上に記載されていないとの指摘を発見。うーん、土地柄があらわれていると思ってしまったのだった。
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