襲名口上
今日は市川新之助あらため海老蔵の襲名口上を目撃。
なんとスカパーの歌舞伎チャンネルで生中継してたんです。この日のために小狭い我が家にはコアな歌舞伎ファン2名を含み総勢5人が集合。いやすごかった・・・ 襲名口上ったら口上ですよ、親戚一同が19人も集まって、ずらりと並びひとりずつお祝いとおひきたての程をってお願いをするんですが、19人のスピーチを見続けて、なんと、飽きない! 笑わせたり泣かせたりというネタももちろんですが、話の間だけでエンターテインメントしちゃってるんです。すごい世界です。それだけでもぐったりするほど集中して見てしまいましたが、エビゾーさん("ゾーさん"にアクセント)の「睨み」ときたらもうぞっとしてしまいました。
「睨み」って、「睨み」という芸です。成田屋の襲名口上のときだけ演じられるのだそうです。えーとただお客さんを睨むんですが。ほんとにただそれだけなんですが、海老蔵さんが、片肌脱いで、そでを落ち着かせるためにふりあげた手を前にもってきて、絶妙のタメの後、客席をギロリと睨みつける。時間にして2分くらいか。その一連の動作の流れと眼光、表情だけで完全に別世界が広がりました。すごかった。これを見るとその年は風邪をひかないそうです。
そのあと、海老蔵さんのインタビューで爆笑する。酔ってた?(笑)
で、歌舞伎チャンネルでは海老蔵特集ってことで、海老蔵主演の「白浪五人男」第2幕をオンエア。黙阿弥が退廃的と言われるわけがわかった。これは退廃的だ。きれいな若い男が艶やかな女の衣装をぐじゃぐじゃに着崩してアンダーグラウンドな会話をするのだからして。あたしゃてっきりドリフみたいな笑える演目かと思ってた。初見が勘九郎の弁天小僧だったもので(笑)
今夜はS君、T嬢のハイブロウなつっこみでいっそう楽しめました。T嬢は着物で登場。いやがおうにも盛り上がってしまいました。えーと、最後はぐずぐずになってしまってごめんなさい。また機会があったら遊びましょう。
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