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木村茶道美術館

 野暮用で郷里の新潟に帰省しました。

■木村茶道美術館(柏崎)

 茶道専門の美術館。大正時代の国際的ビジネスマン(たぶん)木村重義氏が収集した、江戸時代や安土桃山時代の茶道具が展示されている。茶道の心得は全くないが、器は使ってなんぼ! これだけはよくわかった。

 なんとここでは収集品で実際にお茶をたてていただけるのです。母は安土桃山時代の黒織部、私は十五代 楽 吉左右衛門という人(芸大の先生らしい)の茶碗。ごつごつして色気がなくて、何が名器なんだかさっぱりわからない黒っぽいへんな模様のお茶碗の、両掌で受けたときのなんと繊細で柔らかくしっくりと馴染んでくることか。これはすごい。ほんとに驚きました。カルチャーショックでさえありました。茶道の心得の全くない人間にも、貴重な体験をさせてくれる木村茶道美術館に感謝。

 木村茶道美術館
 参考:茶道具のいろは(京都の茶道具の老舗、清昌堂やましたHPのコンテンツ)

■新潟県立歴史博物館(長岡)

 信濃川流域から発掘される縄文土器から始まって、新潟の歴史や生活史、産業などを紹介する博物館。これが全体的に学芸員の方々のフェチぶり全快で面白かった。縄文式土器フェチ、雪下ろしフェチ、縮フェチ、上杉謙信フェチなどなど世の中いろんなフェチの方がいると思います。文献の展示の次には部屋全体の雪下ろし風景のパノラマ、稲の借り入れの次には自由に開けて見ることのできる、たくさんの縮がしまわれた大きな箪笥。最後には縄文式火焔土器にほとんど神秘を感じていた私。照明や展示と展示の間の空間が何ともいえず心地よくて、ファンタジーの世界のniigataを楽しんでしまいました。

 とまあ、とても好感の持てる施設ではあったものの、HPを見ていたら、BBSに博物館の住所と電話番号がサイト上に記載されていないとの指摘を発見。うーん、土地柄があらわれていると思ってしまったのだった。

 新潟県立歴史博物館

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» 木村茶道美術館 [k-tanakaの映画的箱庭]
父実家の近場にある、柏崎の木村茶道美術館へ。 ここは、LA DOLCE VIT [Read More]

Tracked on 2004.08.15 at 02:25 AM

Comments

私もウンチクは聞いてませんでした(苦笑) 聞いてもわかんないし。それだけに手にもったときの感じは快感としかいいようがなくて、驚いちゃいました。
しかしtanakaさんは、お若いのに渋いご経験されてますねー

あと、iioさんがリンクしてくださったんですよ。わーい。
詳しくはBBSにて。

Posted by: わじゃ | 2004.04.05 at 08:15 PM

木村美術館には、私も確か二度ほど行きました。
茶をたててくれる方が、ひとつひとつ茶器であるとか床の間に吊ってある書であるとか、あと細かい何だかんだを一つ一つ説明してくれて、たいへん勉強になったと思ったのですが、その後、聞いたウンチクをさっぱり思い出すことができません(^^;)

立派な庭の風景はなんとなく覚えてるんですがね~。

Posted by: k-tanaka | 2004.04.05 at 01:52 AM

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